こんにちは。行政書士の落合です。
「自分の最期まで、誰にも迷惑をかけたくない」「残されたパートナーの生活だけは守りたい」
終活(しゅうかつ)とは、人生の終わりに向けて、自分自身が納得できる形で準備を進める活動です。特に近年増加しているおひとり様(独身・単身者)や、おふたり様(子どものいないご夫婦)にとって、終活は「安心できる未来」を確保するための必須のプロセスです。
頼れる家族がいない、あるいは相続人が複雑な関係になる可能性があるこれらの世帯では、元気なうちに「誰に」「何を」「どう任せるか」を明確にしておかないと、財産が凍結されたり、希望とは異なる手続きがなされたりするリスクが非常に高くなります。
私たち行政書士は、法的な手続きを通じて、あなたの「自分らしい人生の最終章」と「大切な人への想い」を確実につなぐサポートをしています。本コラムでは、それぞれの立場が抱える具体的なリスクと、行政書士がサポートできる終活・生前対策の要点を解説します。